【完】短編集～幼馴染み～

「はい、ノートありがと。助かった」
ニコッとほほ笑みながら言う未来。
「あ、おう」

コイツの笑顔に、俺はかなり弱いと思う。
可愛すぎなんだよな。
じっと未来を見ていると…

「な、なに？あたしの顔、なんかついてる//？？」

頬を赤く染めた、未来。
「んー？別に？？」
「変な陸」

ふわり笑う未来に、ノックアウト。
あぁ、もう。
なんなの、この生き物は。

早く告ればいいだけ。
だが、怖い。今の関係を、保ちたい。