【完】短編集~幼馴染み~
side夏希
次の日、玄関前に夕陽はいなかった。
学校に着くと、まだ夕陽の姿はなかった。
鞄はあるから、どこかへ行ってるのだろう。
「おはよ、純」
「おはよ…って、夏希、髪っ!!」
「へへッ」
その時、カタンと隣の席から音がした。
夕陽が、いた。
「おはよ、夕陽!もう、なんで先に行っちゃうの~?」
「夏希…髪」
「アハッ、純と同じ反応!…イメチェンだよ。変?」
胸より下まであったあたしの髪は、肩より上までバッサリと切った。
「全然、変じゃねぇよ。似合ってる」
「ありがとっ!あと、今まで通りにしてね?」
「っ、ああ!」
「ちょ、夏希。どういうこと?」
「あとで、全部話すね」
次の日、玄関前に夕陽はいなかった。
学校に着くと、まだ夕陽の姿はなかった。
鞄はあるから、どこかへ行ってるのだろう。
「おはよ、純」
「おはよ…って、夏希、髪っ!!」
「へへッ」
その時、カタンと隣の席から音がした。
夕陽が、いた。
「おはよ、夕陽!もう、なんで先に行っちゃうの~?」
「夏希…髪」
「アハッ、純と同じ反応!…イメチェンだよ。変?」
胸より下まであったあたしの髪は、肩より上までバッサリと切った。
「全然、変じゃねぇよ。似合ってる」
「ありがとっ!あと、今まで通りにしてね?」
「っ、ああ!」
「ちょ、夏希。どういうこと?」
「あとで、全部話すね」