【完】短編集~幼馴染み~
ほのかに俺の服を着させ、ソファに座らせた。
そして、俺はホットミルクを作りほのかに渡す。
「ありがと」
「…今は、無理して笑うな」
「…っ」
「ほのか…ごめん」
「え?」
「俺…結局、ほのかを守れなかった。助けれなかった…!」
「違う」
「え?」
「太一は、ちゃんとあたしのこと守ってくれたじゃん。
助けてくれたじゃん。あの時、太一が来なかったら…って思うと、怖いよ」
ほのかの手に力がこもったのがわかる。
「それに、太一のおかげでもう柳瀬さんは警察に行った。
それに、もうあたしの前に二度と現れない。全部、太一のおかげだよ?」
「っ、」
ほのかは、やっぱり…
優しかった。
そして、俺はホットミルクを作りほのかに渡す。
「ありがと」
「…今は、無理して笑うな」
「…っ」
「ほのか…ごめん」
「え?」
「俺…結局、ほのかを守れなかった。助けれなかった…!」
「違う」
「え?」
「太一は、ちゃんとあたしのこと守ってくれたじゃん。
助けてくれたじゃん。あの時、太一が来なかったら…って思うと、怖いよ」
ほのかの手に力がこもったのがわかる。
「それに、太一のおかげでもう柳瀬さんは警察に行った。
それに、もうあたしの前に二度と現れない。全部、太一のおかげだよ?」
「っ、」
ほのかは、やっぱり…
優しかった。