【完】短編集~幼馴染み~
「ほのか、付き合うことすっとばして……、
俺と、結婚してください」
俺はほのかに指輪を見せた。
「…太一は、あたしなんかでいいの?」
「俺は、ほのかがいい。
ほのか以外と付き合うのも、結婚も考えらんねぇ」
「…よろしくお願いします」
…てことは、OKってことだよな?
「太一?」
「ぜってぇ幸せにすっから」
そう言って、指輪をほのかにはめ…
俺たちは一目も気にせずキスをした。