【完】短編集～幼馴染み～

side翼


キミを目で追っていた。

だけどキミはいつも、弟を見ていた。

キミがあいつに振られて涙を流している姿をみたことがあった。
胸が、痛かった。
言葉をかけず、その場をさった自分に腹がたつ。


俺は、キミの笑顔が好きだから。


キミが笑顔でいれるなら、
俺は幸せだから。


協力、するよ。


「…美月…」