【完】短編集~幼馴染み~
廊下を歩いていると、担任に引きとめられた。
「おー、天原と安堂。今日のHRは委員会決めだ。俺は出張でいないから、2人でやってな」
「「はい」」
あたしが委員長で、彗が副委員長。
そして、HR――。
「えっと、今日は委員会決めをします!」
う~。みんな喋ってて、聞いてくれない…。
と、困っていると…
「早く決まれば、もっと喋れっから。さっさと決めッぞ!」
その一言で、みんな喋るのをピタリと止めた。
すご…。
「鈴、仕切るの苦手だろ?俺仕切るから、鈴は黒板に書いて?」
「あ、りがと…」
こういうとき、いつも彗は鈴を助けてくれる。
そのたびに、好きって気持ちが増えるんだ。
「おー、天原と安堂。今日のHRは委員会決めだ。俺は出張でいないから、2人でやってな」
「「はい」」
あたしが委員長で、彗が副委員長。
そして、HR――。
「えっと、今日は委員会決めをします!」
う~。みんな喋ってて、聞いてくれない…。
と、困っていると…
「早く決まれば、もっと喋れっから。さっさと決めッぞ!」
その一言で、みんな喋るのをピタリと止めた。
すご…。
「鈴、仕切るの苦手だろ?俺仕切るから、鈴は黒板に書いて?」
「あ、りがと…」
こういうとき、いつも彗は鈴を助けてくれる。
そのたびに、好きって気持ちが増えるんだ。