【完】短編集~幼馴染み~
「これからは、幼馴染みじゃなくて彼女として、よろしくな」

「…ん!」

鈴たちは頬を染めながら、教室へ戻った。


そして、午後の授業を終え……

「鈴、帰ろ」
「あ、うんっ」

鞄を肩に掛けると、彗は鈴の手を握ってきた。

「っ!」
「ん?」
「あ、いや…なんでも…ないです…/////」
「フハッ、敬語」
「~~~~////」

そんな鈴たちを見て、クラスメイト達がポカンとしている。

そ、そうだ…ここ、まだ教室!

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