【完】短編集~幼馴染み~
side哲
俺はあの後、家に帰った。
「ただいま…」
「お帰り、哲」
「母さん、なに見てんの」
「アルバムよ♪久々に思い出に浸ってたところ。
あんたも見てみなさいよ。可愛いわよ~~。てか、見なさいっ」
ご、強引だなおい。
無理矢理アルバムを見ている俺。
母さんがページをめくる。
どの写真にも、必ず千秋がいた。
小さい頃は、まだスカートとか履いてたんだよな…。
「あら、懐かしい…!」
それは、いとこの兄ちゃんの結婚式の写真。
笑顔のみんなや、泣いている母さん達の写真がたくさんあった。
「ん……?」
1枚の写真に写っていた、俺と……
「母さん、これ誰?」
真っ赤なドレスを着て、ミディアムの髪を軽く巻いた女の子。
こんな子……いたか?
俺はあの後、家に帰った。
「ただいま…」
「お帰り、哲」
「母さん、なに見てんの」
「アルバムよ♪久々に思い出に浸ってたところ。
あんたも見てみなさいよ。可愛いわよ~~。てか、見なさいっ」
ご、強引だなおい。
無理矢理アルバムを見ている俺。
母さんがページをめくる。
どの写真にも、必ず千秋がいた。
小さい頃は、まだスカートとか履いてたんだよな…。
「あら、懐かしい…!」
それは、いとこの兄ちゃんの結婚式の写真。
笑顔のみんなや、泣いている母さん達の写真がたくさんあった。
「ん……?」
1枚の写真に写っていた、俺と……
「母さん、これ誰?」
真っ赤なドレスを着て、ミディアムの髪を軽く巻いた女の子。
こんな子……いたか?