【完】短編集~幼馴染み~
「ごめん、あの日の言葉、撤回させて」
「……は?」
「あの時ホントは、ブスなんて思ってなかった」
「え?」
「ホントはすげぇ可愛いって思ってた。
だけど、こんな姿、他の男に見せたくなんてなかったんだ…」
「なに、それ…」
「俺…、気づかないうちに、お前のこと好きになってたんだよ。
昔の言葉で、千秋を傷付けた。縛りつけた…。最低なことしたと思ってる。
謝っても、許されないかもしれない。だけど…これだけは言わせて」
千秋の目をみて、しっかりと伝えたい。
「俺は、千秋が好きだ…」
千秋の瞳から、一筋の涙がこぼれた。
「わけわかんないよ…哲。じゃぁ、今まで哲が好きになった子達は!?
あの子達の事、好きだったんでしょ…!?なのに、いきなりあたしを好きトカ…訳わかんないよ…!!」
確かに、千秋の言う通りだ。
だけど、今思い返せば…
分ることがあったんだ。
「……は?」
「あの時ホントは、ブスなんて思ってなかった」
「え?」
「ホントはすげぇ可愛いって思ってた。
だけど、こんな姿、他の男に見せたくなんてなかったんだ…」
「なに、それ…」
「俺…、気づかないうちに、お前のこと好きになってたんだよ。
昔の言葉で、千秋を傷付けた。縛りつけた…。最低なことしたと思ってる。
謝っても、許されないかもしれない。だけど…これだけは言わせて」
千秋の目をみて、しっかりと伝えたい。
「俺は、千秋が好きだ…」
千秋の瞳から、一筋の涙がこぼれた。
「わけわかんないよ…哲。じゃぁ、今まで哲が好きになった子達は!?
あの子達の事、好きだったんでしょ…!?なのに、いきなりあたしを好きトカ…訳わかんないよ…!!」
確かに、千秋の言う通りだ。
だけど、今思い返せば…
分ることがあったんだ。