【完】短編集~幼馴染み~
敦志は手紙の内容をみて、目を見開く。
あたしはクスッと笑って、言った。
「あたしの気持ちは、昔のまんま。
敦志が、だーい好きっ!!」
「は、え、マジ…かよ」
「マジだよ。昔から、敦志しか見てない」
「じゃぁ俺らって…ガキのころから両想いだったのかよ」
「アハッ、そうっぽい」
敦志はヘナヘナとしゃがみこむ。
あたしも目線を合わせるようにしゃがむ。
「あ~~、遠回りしすぎだろ、俺ら」
「いいじゃん。今日からあたしの彼氏になってくれるよね?」
「ったりめ~だろ。気づかなくて、ゴメンな。
遠回りした分、これからも大事にし続けるから」
「ん。大事にしてね、敦志」
ニコリ笑うと、後頭部に敦志の手が回り、
グイッと引き寄せられた。
そして、
―――チュッ
キスを、した。
あたしはクスッと笑って、言った。
「あたしの気持ちは、昔のまんま。
敦志が、だーい好きっ!!」
「は、え、マジ…かよ」
「マジだよ。昔から、敦志しか見てない」
「じゃぁ俺らって…ガキのころから両想いだったのかよ」
「アハッ、そうっぽい」
敦志はヘナヘナとしゃがみこむ。
あたしも目線を合わせるようにしゃがむ。
「あ~~、遠回りしすぎだろ、俺ら」
「いいじゃん。今日からあたしの彼氏になってくれるよね?」
「ったりめ~だろ。気づかなくて、ゴメンな。
遠回りした分、これからも大事にし続けるから」
「ん。大事にしてね、敦志」
ニコリ笑うと、後頭部に敦志の手が回り、
グイッと引き寄せられた。
そして、
―――チュッ
キスを、した。