【完】短編集~幼馴染み~
「……眞流といたいから……」
「へ?で、でも…いつでも一緒にいれるよ?」
「…ちょっとでも、長く一緒にいたいんだよ」

そっぽを向き、耳を真っ赤にする史くんが、とても愛しい。

「ありがと、史くん」
横を向いてしまった史くんをギュッとした。

「嬉しいよッ」

こちらをやっと向いてくれたので、笑顔を見せ、そう言った。


すると…


チュッ、とキスをしてきた史くん。

「ッ//!!!!????」
「りんご味…。つか、眞流の顔もりんごみてぇだな」
「ふ、史くん…ッ///」

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