【完】短編集~幼馴染み~
気づいたら、隣にいたんだ。
『あたし、小宮山莉那!よろしくね?』
あの日、隣の席になったときから。
俺の恋は、はじまっていたのかもしれないな。
だけど、叶わないことなんてすぐにわかった。
『隆也~!』
お前の視線の先、お前のみせる笑顔を見れば…
すぐにわかったよ。
莉那が隆也を好きだってことくらい。
お前は、真っすぐ…バカなくらい真っすぐ想っていたな。
それが、俺には…眩しかったよ。
『あたし、小宮山莉那!よろしくね?』
あの日、隣の席になったときから。
俺の恋は、はじまっていたのかもしれないな。
だけど、叶わないことなんてすぐにわかった。
『隆也~!』
お前の視線の先、お前のみせる笑顔を見れば…
すぐにわかったよ。
莉那が隆也を好きだってことくらい。
お前は、真っすぐ…バカなくらい真っすぐ想っていたな。
それが、俺には…眩しかったよ。