【完】短編集~幼馴染み~

「今日も部活頑張ってね!これ、使って?」

――…反則すぎだろ。

俺はタオルを受け取り、莉那をギュッと抱き締めた。

「…可愛すぎなんだよ」
「へ!!??」
「プッ」

俺は莉那を離す。

「…行ってくるな」
「行ってらっしゃい!」

俺は笑顔で部活へ向かうことができた。

こんな日が、来るなんて思わなかった。



< 470 / 587 >

この作品をシェア

pagetop