【完】短編集~幼馴染み~
**放課後**
誰もいない校舎…。
あたしは今日、日直だったから残っている。
「よし、終わった」
そのとき、教室のドアが開いた。
「莉那―?」
「隆也?どした~?」
「ん?待ってた」
ドキンッ。
「へ?なんで…」
「今日からしばらく部活休みなんだ。で、今日莉那が日直だったの知って、待ってた」
「そ、そうなんだ。ありがと♪」
「おう。んじゃ、帰ろうぜ」
今しか、
チャンスはない気がする……!
グイッとあたしは隆也の制服の裾を掴む。
「た、隆也っ」
「ん?どした?」
「あ、あのね…?//」
関係が壊れるのは、ホントに怖い。
けど、陽智の言う通り…
言わなきゃ、進まないんだ…!
あたしは…関係が崩れるのも覚悟の上で…
あなたに伝えます。
「……好き…っ」
誰もいない校舎…。
あたしは今日、日直だったから残っている。
「よし、終わった」
そのとき、教室のドアが開いた。
「莉那―?」
「隆也?どした~?」
「ん?待ってた」
ドキンッ。
「へ?なんで…」
「今日からしばらく部活休みなんだ。で、今日莉那が日直だったの知って、待ってた」
「そ、そうなんだ。ありがと♪」
「おう。んじゃ、帰ろうぜ」
今しか、
チャンスはない気がする……!
グイッとあたしは隆也の制服の裾を掴む。
「た、隆也っ」
「ん?どした?」
「あ、あのね…?//」
関係が壊れるのは、ホントに怖い。
けど、陽智の言う通り…
言わなきゃ、進まないんだ…!
あたしは…関係が崩れるのも覚悟の上で…
あなたに伝えます。
「……好き…っ」