【完】短編集~幼馴染み~
「陸、結婚してるの?」
「してるわけねぇだろ」
「…付き合ってる人は?」
「んなの、いねぇ。つか、お前より好きなヤツなんて…できねぇよ」
「そんな…。じゃぁ陸、一生独身でいるつもりなの?」
「自動的にそうなるな」
「ダメだよ。陸、孤独死しちゃうよ」
未来、悲しい顔すんなよ。
「お願いだよ、陸…。早く好きな子、みつけて…」
――……は?
「なんで…んなこと言うんだよ」
俺の想いは、迷惑だっていうのかよ?
「あたしは…陸に、幸せになってほしいの。
幸せな家庭を、築いてほしい…!!」
未来は、大粒の涙を流していた。
「してるわけねぇだろ」
「…付き合ってる人は?」
「んなの、いねぇ。つか、お前より好きなヤツなんて…できねぇよ」
「そんな…。じゃぁ陸、一生独身でいるつもりなの?」
「自動的にそうなるな」
「ダメだよ。陸、孤独死しちゃうよ」
未来、悲しい顔すんなよ。
「お願いだよ、陸…。早く好きな子、みつけて…」
――……は?
「なんで…んなこと言うんだよ」
俺の想いは、迷惑だっていうのかよ?
「あたしは…陸に、幸せになってほしいの。
幸せな家庭を、築いてほしい…!!」
未来は、大粒の涙を流していた。