【完】短編集~幼馴染み~
「可愛すぎんだよ、アホのん」

まだ顔は真っ赤のままののん。

「プッ」

つい、笑ってしまう。

「じゃぁ、行くな。ワリィけど、傘借りる。明日返すな」

そう言って、自分の家である隣を目指そうとしたら…
のんが俺の腕を掴み、

――…チュッ、

と触れるだけのキスをした。

「陸斗、大好き…っ///////」

そう言い残すと、勢いよく家へと入っていった。

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