【完】短編集~幼馴染み~
「もー、大学の前でプロポーズするなんて…」
真っ赤になっている杏子。
「俺だって、もっといろいろ計画してたんだよ。けど…。
けど、お前の可愛い顔見てると自然に出たんだよ」
「っ//じゃぁさ、その計画してたとこ、行こうよ」
「そのつもり。店、予約してあんだから」
「フフッ。楽しみだな」
「楽しみにしとけ」
そう言って、手を繋ぎながら歩いた。
この手を離さないよう……
大切にしていこう。
END