【完】短編集~幼馴染み~
放課後、あたしと唯人は中庭掃除。
「落ち葉多すぎでしょ…。ありえないっつーのーー!!」
「お前は牧野つ●しかっ!つーか古いっ」
「うっさいなぁ」
文句を言っても仕方ないので、ほうきで落ち葉を集める。
「「あ……」」
遠くに見えたのは…
あたしに告白した先輩と、唯人に告白した後輩が手を繋いで帰る姿。
「なに、あの2人付き合ってんだ?」
「そうっぽいね。別に興味ないけど」
「だな。つーか俺、あの子といてもつまらなかった。
ってゆーか、ホントの自分を出せないっつーの?息苦しい感じ」
それ……なんか分るなぁ…。
先輩の前だと、暴言とか吐けないし、気ばっかり使ってたかも。
「落ち葉多すぎでしょ…。ありえないっつーのーー!!」
「お前は牧野つ●しかっ!つーか古いっ」
「うっさいなぁ」
文句を言っても仕方ないので、ほうきで落ち葉を集める。
「「あ……」」
遠くに見えたのは…
あたしに告白した先輩と、唯人に告白した後輩が手を繋いで帰る姿。
「なに、あの2人付き合ってんだ?」
「そうっぽいね。別に興味ないけど」
「だな。つーか俺、あの子といてもつまらなかった。
ってゆーか、ホントの自分を出せないっつーの?息苦しい感じ」
それ……なんか分るなぁ…。
先輩の前だと、暴言とか吐けないし、気ばっかり使ってたかも。