【完】短編集~幼馴染み~
気持ち
「隆也、ちょっといい?」
あたしは次の日、放課後隆也の教室に向かった。
「ん?どした」
「あたしさ、隆也に…言いたいことがあって」
「ん?」
「あたし…不安だよ」
「不安……?なんで不安に…」
「好きだから、不安なの!」
「俺ら、付き合ってんだろ?だったら――「付き合っていても…不安だよっ!隆也は……ホントにあたしのこと…好き?」
「……っ!」
「ホントにあたし……隆也の彼女なの――……?」
「莉……那……?」
あたしの目からは……
たくさんの涙がとめどなく、
流れていた。
隆也の前では、涙は見せないと、
決めていたのに――……。
あたしは次の日、放課後隆也の教室に向かった。
「ん?どした」
「あたしさ、隆也に…言いたいことがあって」
「ん?」
「あたし…不安だよ」
「不安……?なんで不安に…」
「好きだから、不安なの!」
「俺ら、付き合ってんだろ?だったら――「付き合っていても…不安だよっ!隆也は……ホントにあたしのこと…好き?」
「……っ!」
「ホントにあたし……隆也の彼女なの――……?」
「莉……那……?」
あたしの目からは……
たくさんの涙がとめどなく、
流れていた。
隆也の前では、涙は見せないと、
決めていたのに――……。