【完】短編集~幼馴染み~
「けど、こんなっ、体に傷があるのに!!こんな体、嫌でしょ??」
「嫌なわけ、ねぇじゃん。俺が傷を気にする小せぇ男に見えるのかよ」
「……」
「芽久、俺は本気でお前のことが好きだよ。あの約束でお前を苦しめてたのかもしれない。ごめん。逆に苦しめちゃったな。…芽久、俺と、付き合って?」
「…うんっ…」
「やっと…届いた」
ギュッと蒼ちゃんは私を抱きしめた。
そして…
温かく、甘い、キスをした。
「ねぇ、蒼ちゃん。知ってた?私も、ずっと蒼ちゃんが好きだったよ」
「マジ?俺ら、ずっと想い合っていたんだな」
「うん…」
すれ違っていたんだね、私たち。
今日からは、幼馴染みじゃ、ないよ。
今日からは、恋人として、よろしくね、蒼ちゃん。
「嫌なわけ、ねぇじゃん。俺が傷を気にする小せぇ男に見えるのかよ」
「……」
「芽久、俺は本気でお前のことが好きだよ。あの約束でお前を苦しめてたのかもしれない。ごめん。逆に苦しめちゃったな。…芽久、俺と、付き合って?」
「…うんっ…」
「やっと…届いた」
ギュッと蒼ちゃんは私を抱きしめた。
そして…
温かく、甘い、キスをした。
「ねぇ、蒼ちゃん。知ってた?私も、ずっと蒼ちゃんが好きだったよ」
「マジ?俺ら、ずっと想い合っていたんだな」
「うん…」
すれ違っていたんだね、私たち。
今日からは、幼馴染みじゃ、ないよ。
今日からは、恋人として、よろしくね、蒼ちゃん。