【完】短編集~幼馴染み~
「とりあえず、食べよっか…。いただきます」
ベッドの上に座っていたあたしは、降りようとした。
そしたら…
「キャッ…」
ベッドに、押し倒された…。
「ゆ……き…っ?」
「なぁ、ここ、どこだと思ってる?」
「どこって…由貴の部屋でしょ?」
「そう。俺の部屋。…男の、部屋」
言ってる意味が、分らない…。
「そんな薄着で来て、ベッドの上に座って…なんなの?」
「由貴…?」
「なに、誘ってるわけ?」
「え?」
「じゃぁ、お前の望み通りにしてやろうか?」
「はっ…?…っ…ん…ふぁ…っ…」
いきなり、キスをしてきた。
「んぁ…ッ…ゅ…きぃ…っ」
抵抗しても、男の力には…敵わなくて。
「ん゛っ…ゃ…め…っ…」
好きな人から、キスされてるのに…
一つも、嬉しくない。
それはきっと…
想いが、通じ合っていないからだ――…。
こんな気持ちのこもってないキス…
嫌だよ…!
「ゃ…ゅ…きぃ…」
頬に涙が、伝った。
ピタリ、止まったキス。
「っ、」
「由貴……」
「…帰れ」
「ぇ…「帰れっつってんだよ!!」
「っ」
あたしは黙って…
由貴の部屋をでた。
ベッドの上に座っていたあたしは、降りようとした。
そしたら…
「キャッ…」
ベッドに、押し倒された…。
「ゆ……き…っ?」
「なぁ、ここ、どこだと思ってる?」
「どこって…由貴の部屋でしょ?」
「そう。俺の部屋。…男の、部屋」
言ってる意味が、分らない…。
「そんな薄着で来て、ベッドの上に座って…なんなの?」
「由貴…?」
「なに、誘ってるわけ?」
「え?」
「じゃぁ、お前の望み通りにしてやろうか?」
「はっ…?…っ…ん…ふぁ…っ…」
いきなり、キスをしてきた。
「んぁ…ッ…ゅ…きぃ…っ」
抵抗しても、男の力には…敵わなくて。
「ん゛っ…ゃ…め…っ…」
好きな人から、キスされてるのに…
一つも、嬉しくない。
それはきっと…
想いが、通じ合っていないからだ――…。
こんな気持ちのこもってないキス…
嫌だよ…!
「ゃ…ゅ…きぃ…」
頬に涙が、伝った。
ピタリ、止まったキス。
「っ、」
「由貴……」
「…帰れ」
「ぇ…「帰れっつってんだよ!!」
「っ」
あたしは黙って…
由貴の部屋をでた。