君と共に…


「話だけしてすぐ引き上げるよ。もう潤には連絡したし。」


私はまだ部屋着だったから、急いで着替えて準備をした。


和馬の車に乗り込み、潤くんの家に出発。


『てかさ、潤くんに話って電話じゃダメなの?』

「ダメだろう。お兄ちゃんに挨拶に行くの。」


そう、私達はまだ潤くんにも付き合ってる事を言っていない。


潤くん、どんな反応するんだろう?


そんなこんなで潤くんの家に到着。


ピンポーン


私は少しドキドキしながらチャイムを鳴らす。


「はい?」


扉を開いたのは麗奈さんだった。
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