君と共に…
『こんにちは。』
「光ちゃん。久しぶり。」
私達は軽く挨拶を交わして家の中にお邪魔した。
リビングで潤くんはくつろいでいる。
「おー、来たか。って、何で光も一緒にいるの?」
潤くんは私と和馬の顔を交互に見ている。
私と和馬、テーブルを挟んで潤くんと麗奈さんと並んで座る。
「和馬、話あるって言ってたけど?」
「おー。実は、俺と光、付き合ってるんだ。」
和馬は結構サラッと言ったけど、潤くんはすごく驚いた顔をしている。
その横で麗奈さんは良かったねと言ったような顔で、私を見ていた。