君と共に…


「本気で言ってんの?」

「うん。」


潤くんと和馬の間には微妙な空気が漂う。


「光、本気で和馬と付き合ってるの?」

『うん。』


ちょっと潤くんの機嫌が悪い気がする。


しばらくの沈黙の後、


「和馬、光は俺の妹だぞ?泣かすような事したら、和馬だって許さないからな。」


認めてくれたみたい。


そんな潤くんに和馬は、


「わかってるよ、お兄ちゃん。」


なんて言っていた。


潤くんが認めてくれて嬉しかった。


でもやっぱり元ヤンなだけあって、潤くんの睨みは怖かったけどね。
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