君と共に…


もしかしたら、今朝話し込んでたのはこの話だったのかな?


「親父より先に光と話せよ。」


潤くんは呆れながら笑っている。


「一緒に暮らすって言っても、俺が神谷家に転がり込むんだ。」


これには、私も潤くんも麗奈さんもあんぐり。


『和馬、本気で言ってるの?』

「本気だよ。」


一緒に暮らせるのはやっぱり嬉しいけど、あまりにも突然で戸惑ってしまった。


とりあえず、私達は潤くん達と別れて私の家に帰った。


リビングにはお父さんがいるけど、真っすぐ私の部屋に向かう。
< 157 / 186 >

この作品をシェア

pagetop