君と共に…
『和馬は、私と結婚したい?』
潤くんの家から帰宅したのは昼過ぎ。
和馬とのんびりテレビを見ていた時、私はふとそんな事を聞いていた。
「もちろん。でも、まだ先の話だと思ってるけどな。」
ちょっと安心した。
和馬の未来に、私もちゃんと居るんだ。
嬉しくてついニヤけてしまう。
「そんなに俺と結婚出来るのが嬉しいのか?」
和馬はたまに俺様発言をする。
『うわ、出た。でも、嬉しいよ。これで結婚相手に困らないもんね。』
そんな時は私も意地悪で言い返す。
やっぱり私達はこういう言い合いも必要みたい。