君と共に…


『今日ね、麗奈さんがお店に来てくれて、お昼一緒に食べたんだ。』


夕飯を食べながら、和馬と1日の出来事を語らう。


「良かったな。潤なんかさ、弁当食いながら名付けの本読んでたぞ。」

『どんな名前にするんだろう?』

「俺の話なんか全然聞かないで集中してたからね。」

『潤くんて、夢中になると人の話聞かないもんね。』


潤くんも麗奈さんも、我が子の誕生を待ちわびている。


もちろん、私や和馬だってすごく楽しみ。


気が早いけど、もうベビー服なんかをプレゼントしてしまったり。


とにかく、みんなが待ちわびていた。
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