君と共に…


店長という役職に就いてからというもの、一気に仕事の量が増えた。


それでも、お母さんや野村さん、新しく入ってくれたスタッフ達に助けられて、何とか毎日を送っている。


それに、やっぱり何と言っても私には和馬がいるから頑張れる。


もちろん、和馬と過ごす時間も以前に比べるとものすごく少なくなった。


それでも和馬は文句の一つも言わず、私を応援してくれている。


店長になったばかりの頃、何もかもがうまくいかず、引き受けた事を後悔していた。


『私は店長なんて器じゃないんだ、何をやってもダメなんだって。』


プレッシャーに押し潰されそうになってた時、
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