君と共に…


和馬は、潤くんのおごりだと知って沢山注文していた。


「光、潤がいなくなっても俺が遊びに行ってやるから、寂しくないだろ?」

『来なくていい。私、和馬嫌いだもん。』


こんな風に言っても、和馬は怒る事もなく笑っている。


「和馬、俺がいないのをいい事に光をいじめるなよ?」

「いじめるわけないじゃん。」


潤くんもちょっと心配しているみたい。


ご飯を沢山食べた後、私はまた潤くんの家に戻り片付けの続きをするつもりだったのに、明日も学校があるからと帰らされた。


しかも、和馬が送ってくれた。
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