君と共に…
次の日はいつも通り早起きをしていた。
今日から、潤くんを起こす事もないし、潤くんのお弁当も作らなくていい。
もう少しゆっくり寝ていられたのに、癖になっていて自然と目が覚めた。
プルルル、プルルル
「もしもし?」
『潤くん?起きてた?』
「起きてたよ。」
『そっか。寝坊してないかなぁって思ったから電話してみたの。仕事、頑張ってね。』
「うん。光も学校、頑張れよ。」
『はぁーい。じゃあね。』
いつも私が起こしても全然起きない潤くんが、今日は自分で起きてた。
ちょっとビックリだけど、朝から潤くんと喋れたし今日も1日頑張ろう。