君と共に…
・彼女の存在
潤くんが引っ越してから早2週間。
両親は相変わらず仕事が忙しくて、会うのは朝少しだけ。
一人暮らしをしている感覚だ。
潤くんとは毎日電話で話している。
少しだけでも、潤くんと話せると元気が出てくる。
引っ越してから、まだ1回しか遊びに行ってない。
本当はもっともっと潤くんと会ったり、お喋りしたいけど我慢。
たったの2週間だけど、潤くんがこの家に居たのが遠い昔に感じられる。
『はぁ、潤くんはちゃんとご飯食べてるかな?』
一人で夕飯を食べている時、ポツリとため息が出る。