君と共に…
「光、ただいま。」
大好きな潤くんに続いて、
「光、会いたかったよ。」
ふざけて私に抱きつこうとしてる奴がいる。
『何であんたがいるの?』
久しぶりに潤くんとゆっくり2人でご飯を食べると思ってたのに。
「俺が今日実家に帰るって言ったら、どうしても行きたいって。光、ごめんな。」
潤くんがすまなそうに謝ってきた。
『潤くんのせいじゃないからいいよ。バカ和馬。』
和馬は私の話なんか聞かずにスタスタとリビングに行ってしまった。
「おーすげぇ。めっちゃ豪華じゃん。」
ダイニングテーブルの上の料理を見て、大声を出している。