君と共に…


数日後。


この前潤くんが来た時に洗濯に出してた下着なんかをもって、私は潤くんの家に向かった。


学校帰りだったし、まだこの時間は仕事中のハズ。


今日行く事は秘密にして、夕飯の材料も来る時に買ってきた。


いないのは知ってるけど、一応ピンポンを鳴らして、合い鍵で開けようとした時、


ガチャ


「はい?」


玄関のドアが開いた。


『えっ?』


思わず出てしまった声。


表札を確認するとしっかり『神谷』と書いてある。


「あのー、どちら様ですか?」


この女の人こそ誰ですか?
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