君と共に…


私は早速、夕飯の準備に取り掛かる。


和馬はソファーに移って、テレビを見始めた。


久しぶりに自分以外の人にご飯を作る。


これが和馬じゃなくて、潤くんだったらもっと気合いの入った物作るのになぁ。


…また、潤くんの事考えてた。


テレビを見ていた和馬が、キッチンに来て


「ビールもらうね。」


冷蔵庫からビールを取り出す。


やっぱりこの人、自由人だなぁ。


『あー、和馬車だからダメだよ。』


って言ったけど、時すでに遅し。


プシュッと開けて飲み始めていた。


「ドンマイ。」
< 58 / 186 >

この作品をシェア

pagetop