君と共に…


こいつ、ムカつく。


簡単に冷し中華を作り終わって、ダイニングテーブルに持って行く。


『出来たよ。』

「おっ、待ってましたよ。」


テレビを消して、和馬も席に着く。


「いただきまーす。」


麺をズズズッと豪快な食べっぷり。


「うん、うまい。」

『そういえば、今日どっか行くつもりだったんじゃないの?』


仕事が終わって、着替えて車に乗ってた事を思い出して聞いてみた。


「あー、暇だったから女の子でもひっかけに行こうかと思ってた。」

『最悪。』


和馬は特定の彼女を作らないで、いろんな女の子と遊んでいる。
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