君と共に…
「あれ?光ちゃんじゃん。」
店長さんが和馬の後ろにいた私に気付いた。
『こんばんは。』
「2人はそういう関係?」
私と和馬が2人でいるのがビックリしたみたいで、私達の顔を交互に見てくる。
「ちげーよ。あと2人来るから。」
そう言って和馬は勝手に席に着いた。
私も後を追う。
飲み物を注文した後、私は和馬に質問した。
『あと2人来るの?誰?』
「俺の友達。」
まあ、別にいいやと思ってそれ以上は聞かなかった。
少ししてお店のドアが開く音が聞こえて和馬が
「おー、こっちこっち。」
と手招きしている。