神サマの憂鬱。



「……」


じっとアイスクリームを覗き込むように見る。

ハバネは笑ってその様子を見守る。

ロックは大丈夫なのか、とひとりらしくなく少年の背に隠れながらオロオロしていた。



「……」

「どうぞ、ララちゃん。 食べてみて下さい」

「はい…」


また恐る恐る、口にアイスクリームをいれる。



「……」

「どうですか?」


ハバネの表情は、少し心配げだった。





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