神サマの憂鬱。



「じゃあ、気絶するまで殴っても文句は言えませんわね」


腕まくりをするララ様を見て、ロックは究極の選択をした。


(飲むのも嫌だが、殴られるのはもっと嫌だ!)



「分かった! 全部飲むから!」


(飲んだふりしてれば、バレな…)



「そうですか。 言っておきますが、飲んだふりだなんて許しませんから」


ギクリ、早くもバレてしまったロック。



「私の目の前できっちり飲んでもらいます。

安心して下さい? それはカラダにいい青汁ですから」


ララ様は悪魔の微笑みをしながらロックを見下した。




【END】





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