神サマの憂鬱。



そう思い、カタンと小さな音をたててペンを机の上に置く。

すると、何故か前方から視線を感じた。


(……?)


神はふと前を見る。



「……」


何故かあのお人形さんが神の目の前にいた。

確か人形は、机の端に置いたのであって、目の前に置いたのではない。


(……可笑しい)





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