神サマの憂鬱。



「はい、父様に渡したくて」

「まぁまぁ! 素敵なことじゃない!」


ニコニコ笑顔でララの頭を優しく撫でた。



「いいわ。 貴方にお裁縫のやり方を教えてあげます」

「本当ですか?」

「えぇ、こんなことで嘘をついてどうするの」


クスクスと小さく声をこぼしながら笑みをつくる。





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