神サマの憂鬱。



「えっと…後は」


再び、辺りを見渡すと、グスッという泣き声が聞こえてきた。

そこに駆け寄ってみると、数人のハバネと同じくらいの年齢の子達がひとりを囲んでいるではないか。



「ひっく…ぐすっ」

「おい…」


ひとりのリーダーらしき男の子が泣きじゃくっている子の胸ぐらを掴む。





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