セックス·フレンド【完結】
「てゆうかさ、西村君デートする相手いないわけ?」


「やだなぁ。俺、そうゆうお誘い全部断ってみいたん誘ってんだよ」


「いやいや、断らなくていいでしょう」


こんな砕けた会話も徐々にできるようになって、あたしは内心安堵していた。


西村君と気まずくなっては、ここでのアルバイトも厳しいし、やはり、彼に支えられている部分は大きい。


なんだかんだ言いながらも、あたしは西村君を必要としていた。
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