セックス·フレンド【完結】
「みぃたん、ずるいよ。」
「わかってる。ごめん」
「さよならするくらいなら、どうして今日寝たの?」
「ごめん」
「なんで、みぃたんが泣くの?」
「ごめん」
「いっそ、黙っていなくなってくれたほうが良かったよ」
「…ごめんなさい」
何を言われても、謝る他なかった。
いっそ、もっと責め立ててくれれば気が楽になるのに。
頬を包んでくれる暖かな手で、殴ってくれたらいいのにとさえ思う。
そう考えてしまうあたしは、なんて自分勝手なのだろう。
「わかってる。ごめん」
「さよならするくらいなら、どうして今日寝たの?」
「ごめん」
「なんで、みぃたんが泣くの?」
「ごめん」
「いっそ、黙っていなくなってくれたほうが良かったよ」
「…ごめんなさい」
何を言われても、謝る他なかった。
いっそ、もっと責め立ててくれれば気が楽になるのに。
頬を包んでくれる暖かな手で、殴ってくれたらいいのにとさえ思う。
そう考えてしまうあたしは、なんて自分勝手なのだろう。