セックス·フレンド【完結】
「西村君。ホテル、行こうか?」
あたしの言葉に、西村がぴくりと眉を動かした。
「あたしと、浮気しちゃおうか?」
花田さんとのプリクラを横目に、あたしは訊ねた。
西村君は黙っている。
運転する西村君の手に、あたしは、自らの手を重ねた。
西村君は、あたしの手を振り払うと、
「浮気じゃなく、本気のセックスならしてもいいよ」
そう言った。
「本気のセックスって…」
「気づいてるんでしょう?」
西村君は路肩に停車させ、静かに聞いた。
「俺が本気でみぃたんのこと好きなの、気づいてるんでしょう?」
「な、何言って…」
誤魔化そうとしたけど、西村君があまりにも真剣な顔をしているので、あたしは黙ってしまった。
あたしの言葉に、西村がぴくりと眉を動かした。
「あたしと、浮気しちゃおうか?」
花田さんとのプリクラを横目に、あたしは訊ねた。
西村君は黙っている。
運転する西村君の手に、あたしは、自らの手を重ねた。
西村君は、あたしの手を振り払うと、
「浮気じゃなく、本気のセックスならしてもいいよ」
そう言った。
「本気のセックスって…」
「気づいてるんでしょう?」
西村君は路肩に停車させ、静かに聞いた。
「俺が本気でみぃたんのこと好きなの、気づいてるんでしょう?」
「な、何言って…」
誤魔化そうとしたけど、西村君があまりにも真剣な顔をしているので、あたしは黙ってしまった。