セックス·フレンド【完結】
全てを聞いたうえで、それでもあたしは隆也を受け入れた。
むしろ、誘ったのは、あたしのほうだ。
「だったら、してみる?」
そう聞いたあたしに、「そんなつもりじゃなかった」と隆也は否定した。
あたしからキスをした。
隆也の弱い耳たぶを噛んだ。
口では否定しておきながら、でも、やっぱり欲求には勝てなかったのだろう。
隆也はあたしを抱いた。
それが、あたしたちの新たな関係の始まりだった。
セックスフレンド。
あたしは好きを偽り、よき理解者として、彼のそばにいることを選んだ。
その昔、隆也がそうしてくれたように、あたしは、彼の全てを許し、受け入れようと決めた。
むしろ、誘ったのは、あたしのほうだ。
「だったら、してみる?」
そう聞いたあたしに、「そんなつもりじゃなかった」と隆也は否定した。
あたしからキスをした。
隆也の弱い耳たぶを噛んだ。
口では否定しておきながら、でも、やっぱり欲求には勝てなかったのだろう。
隆也はあたしを抱いた。
それが、あたしたちの新たな関係の始まりだった。
セックスフレンド。
あたしは好きを偽り、よき理解者として、彼のそばにいることを選んだ。
その昔、隆也がそうしてくれたように、あたしは、彼の全てを許し、受け入れようと決めた。