虹愛女学院前編
「なに?川崎さん。」
「は、はいっ」
えっ!?
ばれてた!?
「さっきからこそこそして…。」
やっぱばれてたんだ…。
「あの…。その…。アイス下さい!」
あ、しくった…
アイスって言ったよ!!私。
ドライって言ってないよ!!土屋先生なんかにらんでるよ!
「アイス?今は授業中だよ。川崎さん。それにアイスなら職員室じゃなくて売店に行かないと。」
やっぱり勘違いされたぁ〜。
(´Д`)
「すみません!アイスじゃなくて、ドライアイスです!!河上先生に頼まれたので…。」
私がそこまで言うと土屋先生は立ち上がった。
「劇で使うの?」
私に話しかけながら近づいてくる。