桜琳学園(仮)
「…きなよ、…イ、レイ、レイ!!着いたよ…起きて」
いつの間にか寝ていたらしく
綾那に揺すり起こされて
意識が覚醒した
そりゃ、最高級のまく…綾那の膝の上で
なおかつ無駄に揺れることのない車内にいれば
寝てしまうでしょ!!
車内の温度も調度いいし
「ごめん、ありがとう綾那…多分ヨダレは大丈夫だと思う」
お礼と共に起き上がりながら
ちょっと冗談も織り混ぜてみた
「……」
いや…冗談だよ?
なんで無言?
どーしてそんな冷たい目?!
「あ…綾那?」
冷や汗タラタラもんで名前を呼ぶと
「冗談よ」
にっこり笑顔で答えられました…