桜琳学園(仮)




「~…い…レイー!!ご飯だよー」


うっすらと覚醒してきた私の耳に入ってきたお母さんの声に

“今行くー”


と返事を返した


いつの間に帰ってたんだろ…

目の前では、さっきまで一緒に寝ていた2人が
仲良くじゃれあっている
微笑ましい光景に笑みをもらしつつ

“ご飯、食べに行こっか”
と声をかけると
ご飯という言葉に反応して、
我先にとベッドから飛び降り
私に早く早くと言ってくる

ソラに移り扉をあけると一目散に駆けていった



それにも笑いながらゆっくりと後を追いかける


本当にかわいいな…


2人のご飯を用意しながら私は気になっていたあのことをお母さんに尋ねてみた



「ん~、大丈夫じゃない?
ってか、置いていかれても私、世話できないし…」


テーブルに配ぜんをすませ、席につきながら答えてくれた


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