クールで無愛想な彼氏
「あっ玲美!」



そんな声がして私たちは振り向いた。



するとそこには--



「隼と裕ちゃん!」



っ!!!!!!!!!!!!!!!



斎藤君と....佐久間君がいた。



よりにもよって会うなんて、



気まずいし....あぁーなんかいやだよ。



でも佐久間くんを見るだけでもやもやするんだ。



「玲美たちもやっぱここきたんだ」



「そう!人いないしいいと思って!2人も?」


「あぁ」


「じゃあ、4人で食べよう!!!??」


ええええええええええええ!!!!!!





玲美-。


なんでぇ。



私はチラッと佐久間くんを見た。


すると調度佐久間君も私を見ていたみたいで....



『!!!!!!!』




目が合った。


長い睫毛と透き通った瞳に見つめられたら....



二度とででこれない。



「未央ちゃん?」



「へっ?!」


でも玲美が声をかけてくれたおかげで


私は佐久間君から抜け出せた。


「大丈夫・・・!?」


「あっうん」


「無理しなくていいからね?」


「そう、じゃあ食べましょう!」





結局私たちはコンクリートの地面に輪になり座った。



向いで胡坐をかき座る佐久間君....カッコイイよ。



っ!!!


あぁー私ったらなんですぐ佐久間君のこと!???




もっもしかして。
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