クールで無愛想な彼氏
「あぁ~!もうどうしよう!!」



昨日のおかげで腫れた目を



冷やしながら私はポツリとつぶやいた-。



「裕太」



いつもなら『ピンポーン』ってなる


インターホンも今日は鳴らない。


そりゃそうだよね。


あんなこと言っちゃった以上、もうどうにもできないよね。


久しぶりのバス通学-



私はバス停に立ちながら携帯を開いた。


...学校行きたくないや。




そして電話をかけた。














『もしもし?』
いつもの声がして、私は安心した。
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